サイン読みで有馬記念を考える

まずはいつものように、有馬記念のスポットＣＭに注目してみよう。

　〓 ＴＨＥ　ＬＥＧＥＮＤ 〓

　２０００年　有馬記念

　勝ち続けると、
　すべての馬が敵になる。
　その馬は、完全に包囲された。
　道は消えたはずだった。

　　テイエムオペラオー

　お前はなぜ走れたのか。

　　年間全勝のレジェンド

　その戦いに、人は夢を見る。

　　さあ、夢を見よう。


ここでキーとなるのは「年間全勝のレジェンド」のような気がする。
そう思い、出走馬の中に年間全勝だった馬がいないか調べてみた。
まずは現役最強馬のオルフェーヴルは・・・

　２０１０年　３戦１勝
　２０１１年　８戦６勝
　２０１２年　６戦２勝
　２０１３年　３戦２勝

ゴールドシップは、

　２０１１年　４戦２勝
　２０１２年　６戦５勝
　２０１３年　５戦２勝

エイシンフラッシュは、

　２００９年　４戦２勝
　２０１０年　６戦２勝
　２０１１年　６戦０勝
　２０１２年　６戦１勝
　２０１３年　５戦１勝

う～ん、
この分だと出走馬の中に年間全勝の馬なんているわけないか・・・
っと、あきらめかけた時・・・見つけました。
有馬記念に出走予定馬の中で、ただ１頭の年間全勝の馬を！

　２０１２年１１月３日（土）秋明菊賞
　　４枠04番タマモベストプレイ　　和田竜二　　１着

　２０１２年１０月２０日（土）メイクデビュー京都
　　２枠02番エーシンイェーガー
　　３枠03番タマモベストプレイ　　和田竜二　　１着

そう、その馬は３歳牡馬のタマモベストプレイです。
この馬は去年の秋にデビューして２戦２勝で２０１２年を終えています。
メイクデビューと、５００万円以下の特別ってところがなんとも微妙ですが、
年間全勝だったことは間違いありません。
もしかして、
これは最後の最後に今年の年男コンビが大仕事してくれるのだろうか。
思えば、今年Ｇ１初戦のフェブラリーステークスを勝ったのは

　２０１３年２月１７日（日）
　第３０回フェブラリーステークス（Ｇ１）
　　１枠02番グレープブランデー　　浜中俊　　安田隆行

年男の調教師、安田隆行厩舎のグレープブランデーだ。
そして、
最後のＧ１は和田竜二騎手と南井克巳調教師のタマモベストプレイ。
な～んて、うまい具合にはならないか。
ちなみに、

　ウインバリアシオン　　松永昌博調教師
　エイシンフラッシュ　　　藤原英昭調教師

上記、２人の調教師も年男だったりするので要注意だろう。

あと、タマモベストプレイについて気になったことがもうひとつ。
タマモベストプレイのデビュー戦のメンバーを見てみると、
その中の２枠02番にエーシンイェーガーという馬がいたりする。

　エーシンイェーガー

イェーガー？どこかで聞いたような名前ですね～。
そうです。進撃の巨人×ＪＲＡ　コラボ企画、

　『進撃の有馬記念』開幕！

イェーガーとは・・・すなわち、進撃の巨人に登場する主人公、

　エレン・イェーガー

のことなのである。
う～ん、これは単なる偶然なのだろうか。

次に表彰式プレゼンターのことを。

今回、有馬記念の表彰式プレゼンターを務めるのは、

　田中将大　　1988年11月1日生　兵庫県出身
　　　所属：ホリプロ：　東北楽天ゴールデンイーグルス

おっ！ウインバリアシオンの岩田康誠騎手が兵庫県出身ですね。
あとは東北関連で誰かいないだろうか。

　ヴェルデグリーン　　田辺裕信　　　福島県出身
　ナカヤマナイト　　 　柴田善臣　　　青森県出身

東北だとこの２人だけです。

さて、その他で気になるのはチーム名ですかね。

　東北楽天ゴールデンイーグルス

イーグルス？イーグルスと言えば・・・
アメリカのロックバンドにイーグルスというグループがいますね。
代表曲のホテル・カリフォルニアは名曲中の名曲です。
そして、忘れてならないのがもうひとつの代表曲、

　デスペラード

この曲も名曲ですね。
気が向いたら一度、ユーチューブでも検索して聴いてみてください。
ん！？デスペラードだと？
こ、これは有馬記念でデスペラードが激走するサインなのだろうか。
そういえば・・・たしか、
春の天皇賞の時の記事でデスペラードのことについて触れた気がする。
天皇賞（春）にデスペラード（ならず者）はマイナス材料だと。
でも、それはあくまでも春天での話しで、
有馬記念では馬名や、馬名の意味などは気にしなくてもいいのです。
今回、デスペラードの鞍上は横山典弘です。
ここは忘れた頃のＧ１、２着のノリさんに期待してみるのもいいかも。
・・・って、２着かよ！

こんなところです。

枠順確定は明日ですね。楽しみです。ではまた。